相続をする際には、相続税がかかりますが、すべての財産に相続税がかかるわけではありません。相続税には多くの控除がありますが、その中でも「配偶者控除」はよく利用されるものになります。
「配偶者控除」とは、配偶者に相続をする際には「法定相続分」もしくは「1億6000万円」のどちらか大きいほうまでの相続財産は「非課税」で相続できるというものです。つまり、法定相続分までの相続はすべて非課税、その他の相続の場合には、「1億6000万円」までの相続であれば非課税で相続をすることが出来るということになります。そのため、配偶者への相続はほとんど税金がかからずに相続が出来るケースが多くなります。
一方、二次相続などの場合にはこの控除を使えませんので、配偶者控除のみを見た相続は将来的に危険なケースがあります。相続をする際には、配偶者控除と二次相続を考慮した相続を行うことが重要です。
税理士法人見浪白木会計事務所では、大阪市、守口市と中心に、大阪府、奈良市、尼崎市、西宮市、京阪沿線の広いエリアで、「顧問税理士」、「会社設立」、「記帳代行サービス」などの税務相談を受け付けております。「相続税の配偶者控除」に関してお悩みの方はお気軽に当事務所までご連絡ください。
相続税の配偶者控除
税理士法人見浪白木会計事務所が提供する基礎知識
-
事業計画書を作成するメリット|個人事業主にも必要?
起業する時に融資を受ける場合には、事業計画書が必要です。 しかし、そもそも事業計画書とはどのよう...
-
会社設立要項を決める
一般的に会社設立手続きは、会社名や事業目的などの基本事項、資本金や役員を決定した後に、定款の作成・認証...
-
株式会社と持分会社について|会社法で認められている各法人の特徴と違いを解説
会社法では、「株式会社」と「合同会社」「合資会社」「合名会社」の4つの法人について規定が置かれていま...
-
法人は個人事業主と何が違う?それぞれの特徴を比較
事業の立ち上げは「法人」「個人事業主」のどちらでもすることができます。しかしこれら事業主体の違いは今...
-
税務相談
法人を経営していくにあたって、税務は切っても切り離せない存在です。また、経営にあたって税務の問題は数多...
-
相続税の計算
相続税の計算を行うためには、①課税対象額の計算、②課税額の計算という手順を踏みます。 ■課税対象額の...
-
個人事業主になるまでの流れ|事業の立ち上げや役所での手続、必要書類とは
ITツール、クラウドサービスなどが普及し、個人でも活動しやすい環境が整ってきています。ただ、個人事業...
-
法人税を滞納するとどうなる?注意点や対策について解説
法人は事業年度を任意で1年単位で設定してその事業年度が終了すると、法人税を納める必要があります。 ...
-
遺産分割協議とは?遺産分割協議書の作成方法について解説
相続が発生すると、遺産をどのように分けるかを決める必要があります。 この手続きを「遺産分割協議」...