一般的に会社設立手続きは、会社名や事業目的などの基本事項、資本金や役員を決定した後に、定款の作成・認証を受け、登記申請といった流れで行います。
これらの手続きには登録免許税や公証人手数料、定款の印紙代といった費用がかかります。そのため、会社設立には、株式会社なら最低で約24万円、合同会社なら最低6万円程度が必要となります。
会社設立手続きをするに当たっては、まず会社の概要をしっかりと決める必要があります。
具体的には、商号、本店所在地、事業目的、公告方法、資本金、決算期、任期、設立時の役員について検討します。
■商号
商号は会社名のことです。「株式会社△△」や「○○合同会社」というように、商号には会社形態を表す文字も入れます。
■本店所在地
本店所在地、つまり、事務所やオフィスを決定します。
■事業目的
事業目的を決めます。業種や将来に考えている事業等を明瞭かつ具体的に記載します。
■資本金
資本金については、融資を受ける際の自己資金の要件とかかわってくるため、慎重に考慮する必要があります。また、出資者の印鑑証明が必要となります。
■営業年度
決算期は事務手続き上の関係から年1期が通常です。
繁忙期や税務上不利な時期を避けるようにします。
■代表者・役員
代表者と役員を決定します。それぞれの印鑑証明書が必要となります。
税理士法人見浪白木会計事務所では、大阪市、守口市の地域を中心に、大阪府、奈良市、尼崎市、西宮市、京阪沿線の地域で、税金滞納の差し押さえ、決算と税金、修正申告といった法人に関するご相談を承っております。
お悩みの際には当事務所までご相談下さい。
会社設立要項を決める
税理士法人見浪白木会計事務所が提供する基礎知識
-
帳簿作成時における5つの注意点と帳簿の保存期間について解説
帳簿作成は、経理業務、ひいては企業運営において基礎的かつ重要な作業です。経営戦略を考案していく上でも...
-
確定申告とは?~青色申告と白色申告の違いと節税効果~
個人事業主や副業で収入を得ている方などは、所得税の納税にあたり「確定申告」を行う必要があります。そし...
-
記帳代行とは
会社では、会社の収益や経費をその都度帳簿へ記帳し、適切に保存しなければなりません。記帳には、簿記や税務...
-
相続税を納める義務がある人
■控除額とは? 控除額とは、相続財産のうち、課税を免除される財産額の範囲をいいます。控除額の中には、基...
-
記帳代行はお任せください|大阪 税理士法人見浪白木会計事務所
会社の経理にとって、毎日の記帳は負担がかかるものであり、年度末の決算にも影響を与えるため失敗が出来ない...
-
配偶者居住権とはどんな制度?
相続を機に、住み慣れた家から違う家に移り住むことは高齢者となった配偶者にとって身体的にも、精神的にも負...
-
年末調整と確定申告の違いとは?対象者や所得控除、両方必要になるケースも紹介
所得税は、1年間に得た所得の大きさに応じて課税がなされます。このときの課税は、納税者側からの報告に基...
-
経理業務のアウトソーシング
会社を経営する場合、経理業務は必須となります。しかし、経理業務は日常的に行うことになるため、非常に手間...
-
個人事業主となるための手続、各所に必要な届出等について
個人事業主としてビジネスを始めること自体はそれほど難しくはありません。法人を設立する手続に比べて短期...