会社の設立には様々な手続きや作業が必要となります。
多くの手続きは、複雑な上、手間もかかることから、自分で行うよりも専門家にすべて依頼した方がいいのでしょうか。
以下では、会社設立を専門家に依頼をする場合のメリットとデメリットに着目して説明していきます。
■時間ついて
会社設立には、定款作成や法務局への登記申請等の多くの手続きがあります。
また、設立時にはそれらに加えて、開業資金の調達等の様々な作業を並行して行う必要があります。
これらをすべて自分で行う場合、慣れない手続きや作業であることから必要以上の時間が掛かってしまう可能性があります。
この点、専門家は、会社設立に携わったノウハウや、豊富な知識を持っているため、迅速で適切な会社設立が可能となります。
■設立後について
専門家に依頼すれば、今後の経営についても、法的観点からの的確なアドバイスを受けることができます。
専門家の中でも、特に会計士は、税務面でのコンサルティングや、創業融資、事業計画等についての相談やサポートを行うことができます。
また、会計士の場合は、事業を進める際に課題となる納税についても、節税対策や、運転資金の確保といった税金に関する経営サポートを相談することができます。
■業務範囲について
専門家によっては、業務範囲に限りがあるため、依頼できない場合があります。例えば、税理士や行政書士の場合、法務局での登記申請をすることができません。
代理人として、登記ができるのは司法書士(弁護士も可能)と法律で定められています(司法書士法73条)。
したがって、依頼した専門家によっては、結局自身で法務局に行かなければならないことになる場合もあります。
以上が専門家に依頼するメリット・デメリットになります。
会社設立の際には、上記のメリット・デメリットを勘案しながら、目的やケースに応じて専門家に相談することをおすすめします。
税理士法人見浪白木会計事務所では、大阪市、守口市の地域を中心に、大阪府、奈良市、尼崎市、西宮市、京阪沿線の地域で、所得税の月計算、記帳業務、帳簿代行といった法人に関するご相談を承っております。
お悩みの際には当事務所までご相談下さい。
会社設立を依頼するメリット・デメリット
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