個人事業主にとって確定申告は非常に大変な手続きです。毎年申告する必要がありますが、手続きに慣れていないとどのように手続きを行えばいいかわからないというケースも少なくありません。申告漏れが発生すると、追加徴税を取られる可能性があり、金銭的、精神的負担がさらにかかることになります。そのため、確定申告でお困りの場合は、税理士のサポート受けることをおすすめします。税理士のサポートを受けることで、迅速にミスなく手続きを完了することに繋がります。
■確定申告に必要な書類
確定申告にはいくつもの書類を提出する必要があります。必要な書類は、白色申告か青色申告かによって異なるため、どちらの申告を行うのか前もって確認しておくことをおすすめします。
基本的に、確定申告書B、各種控除関係書類、源泉徴収票(給与所得がある場合)の3つがどちら場合であっても提出することになります。これらの書類に加えて、白色申告の場合は収支内訳書、青色申告の場合は青色申告決算書を提出しなければなりません。
■確定申告書の書き方
確定申告書にはAとBの2種類が存在し、確定申告書Aは記入する項目数が比較的少なく、書きやすいことが特徴であるのに対し、確定申告書Bは、記入しなければならない項目数が多く、記入するのに時間がかかるという特徴があります。しかし、後者の確定申告書Bは、汎用性があり、幅広い項目をカバーすることができるため、ここでは確定申告書Bの書き方について説明します。
確定申告書Bは、第一表と第二表の双方を記入します。しかし、分離課税の対象となる場合には、例外的に第三表にも記入する必要があります。分離課税は、山林所得、退職所得、譲渡所得があり、個別に課税を行わなければならない場合に対象となります。
基本的に、収入、所得、所得控除、税額計算、納税額が確定申告書に記入する事項として挙げられます。申告書は、第二表から記入を開始します。まず、所得の内訳に1年間の収入を記入し、それをもとに第一表の収入金額等の欄を埋めます。次に、所得金額、該当する所得控除を記入します。そして、所得金額から所得控除額を引いた金額である課税所得金額を第一表の課税される所得金額に記入します。最後に、仮の所得税額を記入し、「課税される所得金額」に所得税の税率をかけて算出し、記入を行い記入が完了します。
このように、確定申告は様々な書類が必要となり、その記入には表に手間がかかります。ミスなく手続きを終えるためにも、専門家である税理士に相談することをおすすめします。
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