会社の設立には様々な手続きが必要となりますが、それぞれの手続きごとに用意しておくものは異なっています。
以下では各手続きの段階に着目して、それぞれの時期において必要となるものの紹介をしていきます。
■会社概要決定~定款作成前
・会社の代表者印
会社の代表者は法務局に登録した印鑑を用意します。
一般に、18mmのある印を使用します。
・会社の銀行印
銀行の法人口座開設や、手形などの振出しに使用します。
・社印
見積書や領収証に使用します。
一般に、角印で作成します。
・ゴム印
ゴム印は一般に、横書きで作成します。
ゴム印には、本店所在地、電話・FAX番号、会社名、代表者名を彫ります。
■定款作成~定款の認証
・定款
株式会社を設立する場合は、公証役場で認証を受けます。
・印鑑証明書
発起人全員の印鑑証明書を用意します。
・収入印紙
40000円を納付し、定款に貼付けます。電子定款の場合は不要です。
■資本金払い込み~設立登記
・登記申請書
・認証済みの定款
・振込証明書
・設立時役員の就任承諾書
・取締役員の印鑑証明書
・発起人の決定書
本店所在地が全発起人の同意をもって決定されたことを証明します。
・登録免許税
株式会社の場合、15万円と資本金の0.7%の額を比べて高い方となります。
・印鑑届出書
・調査報告書→
現物出資があった場合に、その相当価格を調査します。
・資本金の額の計上に関する証明書
振り込まれた資本金額の計上を証明します。
■登記申請後
・履歴事項全部証明書
各種届出の際に必要となるため、法務局で受け取っておきます。
・会社の印鑑証明書
会社に関する不動産取引等で必要となります。
税理士法人見浪白木会計事務所では、大阪市、守口市の地域を中心に、大阪府、奈良市、尼崎市、西宮市、京阪沿線の地域で、会社の税務、税務署申告、控除額計算といった法人に関するご相談を承っております。
お悩みの際には当事務所までご相談下さい。
会社設立のために必要なもの
税理士法人見浪白木会計事務所が提供する基礎知識
-
相続時精算課税制度とは?改正ポイントや注意点など詳しく解説
相続の際には相続財産に相続税が課税されます。 そのため、生前贈与をうまく活用していきながら相続税...
-
自分で相続税申告!メリットとデメリットのバランスが重要
相続財産が一定以上になると、相続税の申告義務が相続人あるいは受遺者に課されます。 そしてこの相続...
-
相続税申告をしなかったらどうなる
■相続税申告をしないとどうなる? 相続税申告を行う期間は、被相続員の死亡から10か月以内とされています...
-
小規模宅地等の特例とは
小規模宅地等の評価減の特例は、相続人に自宅や事業をスムーズに承継できるように配慮するための制度です。 ...
-
事業計画書の書き方
事業計画書は、補助金の申請や銀行から融資を受ける際などに必要となってくるだけでなく、事業プランを見直す...
-
定款はなぜ重要?役割や記載すべき事項について解説
定款は会社設立にあたりまず取り掛かる重要な作業です。設立後も定款をなくすことはできず、どの会社にも存...
-
相続税申告が必要となる4つの基準とは?家族や身近な方が着目すべきポイント
相続は誰にでも起こり得るものですが、相続税の納付や申告に関しては「誰にでも必要なこと」と言い切ること...
-
相続税の節税対策
亡くなった者から受け継いだ財産に課される税が、相続税です。税率は定められており、基本的にはそれに則り、...
-
会社設立の流れ
会社を設立する際には、会社名や事業目的等の基本事項、資本金や役員を決定することから始めます。 決定した...