個人で事業を行っていると、どのタイミングで法人成りをすればよいのか、ということを考えてしまうことがあります。
個人事業主が法人成りするのにはベストなタイミングがありますが、どのようなタイミングが良いのでしょうか。
個人事業主が法人成りを考える理由
まず、個人事業主が法人成りを考える理由ですが、次のようなことが考えられます。
- 売り上げが出すぎているので節税対策を検討したい
- 社会保険に入りたい
- 法人成りすることによって取引先を増やしていきたい
この他にも様々な理由がありますが、法人成りをすることによって、まず税金の税率を法人税がほぼ固定であるため節税効果が期待出来たり、対法人のビジネス展開も法人成りすることで展開しやすくなります。
もし法人成りをする際に、節税効果を期待したい、ということであれば課税所得が800万円前後で所得税と法人税の税率が逆転するため、このタイミングを見計らうとよいでしょう。
その他の理由とタイミング
法人成りをすることによって、金融機関からの融資を受けやすくなったり、大きな額を融資してもらうことが出来るようになります。
そのため、もし金融機関からの融資を考えている、ということであれば融資を受けたいと思う日からさかのぼって法人成りをすることも検討しましょう。
法人登記やその他の手続きなども考えると半年ほど前から準備をしておくとよいかと思われます。
このように法人成りのタイミングには様々な理由とタイミングがあります。
なぜ法人成りをしたいのか、ということも考慮しながら法人成りのタイミングを検討することが必要です。
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